インドネシアでは島々で経済格差が拡がっている?

 日系企業の一員としてインドネシアで働いていると、現地の給料について情報交換することが良くある。

私たちが特に知りたいのは給料の相場であるが、ことインドネシアにおいては、島やエリアによって日本では考えられない開きがあるようだ。

 

外資の進出が激しいジャカルタにおいては、資料を見る限り営業職においては日本とほぼ変わらない水準にまでなっている。これは将来のマーケットを意識した戦略なのだろうと推測する。逆にエンジニアやサービス業、総合職においてはまだまだ先進国に及ばない水準になっているように思う。

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さて、上記はジャカルタについての話だが、それ以外のエリアではジャカルタとの経済格差が日本では考えられないくらい大きいようだ。

先日友人から聞いた話だと、東ジャワの都市でのパートタイマー(1日5〜6時間労働)の給料は1juta(8600円)以下らしい。

さらにバリ近郊の島はそれ以上に貧しいエリアがあるようだ。

 

物価の上昇が進む中で、経済発展に遅れをとっている島の生活はどうなってゆくのか。

一万五千以上の島から成る国ならではの難しい課題があるように思う。